【NEWS】電磁誘導加熱の技術を用い、建築物解体時のアスベストの飛散防止と安全なアスベストの剥離技術を確立


現在、当社では電磁誘導加熱の技術を用い、建築物解体時のアスベストの飛散防止とアスベストの剥離技術を実験し、実用化に向けて準備中です。

いかにアスベストを空中に飛散させないか、かつ閉め切った空間の中でも安全に作業者の方が作業できるか、しかも環境に優しい材料を用いて作業が行えるか、その3つの問題を解決いたしました。

アスベストが使用された建築物を解体する際、水溶性の接着剤をアスベストが含入した部分に塗布・あるいは吹き付け、その接着剤を塗布あるいは吹き付け部分をさらに電磁誘導による非接触加熱及び高温の蒸気(加熱蒸気)を突付する事により塗布・接着した界面を軟らかくして、面材として、アスベストを除去することが可能になります。

このようにすることで、繊維状のアスベストが飛散せず、接着剤とともに凝固化し、安全に廃棄処分することができます。
大きな利点として、シンナーなどの揮発性の溶剤を使用せずコストが安価な水を使用して、持続可能な環境を守り、作業の安全性を限りなく限りなく追及する人と環境にやさしい工法です。

しかしアスベストは人体にとって危険な物質であることが知られています。アスベストは形状の繊維が極めて細く、飛散したアスベストを人が吸入すると、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが指摘されています。また、昭和50年に吹き付けアスベストの使用が禁止されて以来、アスベストには様々な厳しい法的規制があります。アスベストが絡む建設工事は法令改正による届け出義務拡大などで建設業者の負担が増えております。
そして現在、高度成長期に建築された建物の老朽化から解体・リフォームの需要がますます高まっており、その解体・リフォーム作業時のアスベスト飛散防止対策は待ったなしの状態となっております。

弊社は今後、今まで以上に作業の安全性と人と環境にやさしい工法を追求してまいります。
アスベストの除去に関し皆様の体験談・ご提案を頂ければ幸いです。

 

是非ご興味のある方は当社まで(E-mail info@all-over.jp お問合せフォームはこちら)お問合せ下さい。